[2020.12.05] Revised.
Here my note.
[2020.12.05] Revised.
Here my note.
先日宣伝した下記のWebセミナーを聞いたので、感想&忘備録を残しておきたいと思います。
宣伝・オンライン講演「量子コンピュータ実用化に向けて」 - ともいしろの雑記帳 (hatenablog.com)
印象的だった内容のメモ。こういうセミナーでは、自分の場合、A4用紙一枚とペンだけ持って参加します。当然ながら講演内容全部をカバーしているわけではないのでご注意を。
今のコンピュータ業界なら人工知能と並んで最熱のトピックであるのは明白。特に過去5年くらいでの進歩が凄まじい。お金もじゃぶじゃぶ投入されてる。あと、この分野だと、大学とか公的研究機関よりも、民間企業の方が主導権を握っているのが特徴的。
物理学や化学にとっての恩恵を考えるなら、量子コンピュータという、便利で強力な道具が一つ増えたのだな、という印象。RPGでいうなら、ロングソードからエクスカリバーに持ち替えるようなもの。ただし、どんな名剣でも「剣以上の使い方は(普通は)できない」点は覚えておくべき。あくまで道具は道具。傷を治したかったら剣ではなく薬草を買え。高性能な計算機を使うのはいいが、何を計算して、何を明らかにしたのか、という点もやっぱり重要。
黎明期には、量子コンピュータは夢と希望に満ちた話だったのかも知れない。しかし現在、色々と研究が進んで、エラー訂正問題とか実装方式問題とかが浮き彫りになって、一筋縄ではいかなくなってきた感じがする。「とにかく量子コンピュータ使えば万事上手くいく!」なんて話では決してない。科学の世界ではこういうのは結構ある。
量子コンピュータはこれらと違って、ヒトや社会に実害があるわけではない。ただし、使い方に相応の熟練と注意が必要なのは同じ。あと、色々と課題が出てきた今のような状況は、研究者にとっては逆にチャンスでもあるかも。
宣伝かつ忘備録になります。
理化学研究所のiTHEMSグループ主催で、量子コンピューターに関するZoom講演が開催されます(言語は日本語)。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
理研数理創造プログラム 産学連携数理レクチャー
講演タイトル:量子コンピュータ実用化に向けて
日時:2020年12月4日(金)10:30 - 12:00
講演者:松浦 俊司(Fundamental Researcher, 1QBit, Canada)
詳細:
申し込み:
https://zoom.us/webinar/register/WN_dyiTOL19TzKZdsaca92izg
主催: 理研iTHEMS https://ithems.riken.jp/ja
共催: (株)理研数理 https://www.riken-suuri.jp/
1QBit: https://1qbit.com/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が大学院生の頃(2008~2010年)に就職活動をしていたとき、とある日本の大手エレクトロニクス企業の採用担当者の方とお話しする機会がありました。そのときの担当者様曰く、「あと10年から20年ほどで、量子コンピューターを実用化し、皆様に使っていただけるように頑張っている。」とおっしゃっておりました。実際、あれから丁度10年で、量子コンピューターは目覚ましく進歩しました。あの予言がズバリ的中するかどうか、個人的にとても楽しみ。
それにしても、就職活動中には、他にも貴重なお話を色々と聞けたのが感慨深いです。実際、社会人になってしまうと、おいそれとはお近づきになれないような大企業でも、就活生ならとりあえず門前払いはされないのは、ある種の特権です。
本講演の講演者の所属である1QBit、気になったので調べたら、カナダのIT企業でした。なんというか、量子コンピューター関連企業の話題になると、本当に国際色豊かになりますね。その反面、日本企業の現状が少し心配、、、。
最終更新=2021年9月23日
未来の自分への忘備録として、艦これのマンスリー遠征の情報をまとめたい。毎月Wikiを確認して編成組むのはいい加減飽きた。
遠征 - 艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki* (wikiwiki.jp)
尚、編成スクショの作成には、以下のサイト様を利用させていただきました。
45EXP、燃料×80、弾薬×120、ボーキサイト×100、高速修復材×0~2、高速建造材×0~2。
条件は(火空潜索>=300,200,200,120)で、軽巡+駆逐2+他2が最低必要。普通に水雷戦隊でオッケー。5隻キラキラで大成功確定。
55EXP、弾薬×300、ボーキサイト×100、開発資材×0~4、高速修復材×0~3。
条件は(火空潜索>=280,220,240,150)、軽巡+駆逐3+護空or海防2。キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定。こちらは少し強めの水雷戦隊で。
90EXP、燃料×100、弾薬×500、鋼材×100、ボーキサイト×200、開発資材×0~5、改修資材×0~1。
艦隊の合計値で、火力330 / 対空300 / 対潜270 / 索敵180 以上必要キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定。
70EXP、燃料×300、弾薬×200、鋼材×100、開発資材×0~2、高速修復材×0~2。
重巡+軽巡+駆逐3+他1(火潜索>=360,160,140)。
大成功には6隻キラキラ。正直、報酬はしょぼいが、後続のためには達成しないといけない。
50EXP、弾薬×100、鋼材×100、ボーキサイト×180、家具箱(大)×0~1、高速修復材×0~2。
艦隊合計値で、火力400 / 対空220 / 対潜220 / 索敵190 以上必要。キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定。
オススメは水母+軽巡+駆逐海防4、主砲論者の水母と水雷戦隊で。
基本条件:
1.編成艦種は固定、重巡2+軽巡1+駆逐2+潜水1。
2.火力>=500、対潜>=280、対空>=280、索敵>=170。
3.中口径主砲が8以上。
60EXP、鋼材×1200、ボーキサイト×650、開発資材×0~4、改修資材×0~1。
キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定。
100EXP、燃料×500、弾薬×500、鋼材×1000、ボーキサイト×750、高速修復材×0~4、改修資材×0~1。
基本条件:水母+軽巡+駆逐2+他2(火空潜索>=510,400,285,385) 。 キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定。
軽巡1+駆逐5隻。火力>410,対空>390,対潜>410,索敵>340必要。キラキラ5隻で大成功。
60EXP、燃料×800、ボーキサイト×200、家具箱(大)×0~1、高速建造材×0~3。
編成は以下。レベル合計>200で、火力とかの条件は無し。駆逐艦を一隻減らしても大丈夫。低速護衛空母もオッケー。大成功には6隻キラキラ必要。
75EXP、燃料×2000、ボーキサイト×400、開発資材×0~4、改修資材×0~1。
全6隻。護衛空母(旗艦固定)1隻、(駆2隻or海防2隻)*21、他3隻 または 軽空母(旗艦固定)1隻、軽1隻、駆4隻必要。
艦隊の合計値で、火力500 / 対空280 / 対潜280 / 索敵170 以上必要、装備込み。但し艦載機は各種値に補正が掛かる。キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定。
軽母(旗艦)1駆1海防3他1・軽母(旗艦)1軽巡1海防2他2・軽母(旗艦)1練巡1海防2他2・軽母(旗艦)1護母1駆2他2・軽母(旗艦)1護母1海防2他2、の編成でも成功する。
45EXP、弾薬×200、ボーキサイト×800、開発資材×0~4、家具箱(大)×0~2。
艦隊の合計値で、対空200 / 対潜200 / 索敵150 以上必要、かつ3隻以上にドラム缶(輸送用)が合計6個以上必要。ドラム缶合計8個以上かつキラキラ艦4隻以上で大成功確定。
オススメ編成は以下。
80EXP、燃料×300、鋼材×150、ボーキサイト×380、開発資材×0~3、改修資材×0~1。
火力350 / 対空250 / 対潜220 / 索敵190 以上必要。装備込み。但し艦載機は各種値に補正が掛かる。キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定?
オススメは重2隻、軽1隻、駆3隻。以下は2021年1月の成功例。
70EXP、鋼材×400、ボーキサイト×800、給糧艦「伊良湖」×0~1、家具箱(大)×0~1(火空潜>=60,80,50)。
大鯨(旗艦)+潜水3+他1~2。
鋼材×400、ボーキサイト×800、給糧艦「伊良湖」×0~1、家具箱(大)×0~1。
最低5隻。潜水母艦(潜水空母ではない。現時点では迅鯨と改造前の大鯨のみ)(旗艦固定)1隻、潜3隻、他1隻必要/「潜母艦×1,潜×3,駆×1」
艦隊の合計値で、火力115 / 対空90 / 対潜70 / 索敵95 以上必要(装備込み。但し艦載機は各種値に補正が掛かる。詳細はこちらを参照。)。キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定?。(火空潜>=60,80,50)。
大鯨(旗艦)+潜水3+他1~2。
100EXP、弾薬×600、鋼材×600、ボーキサイト×1000、家具箱(大)×0~2、改修資材×0~1。
全6隻。重(旗艦固定)1隻、軽1隻、駆3隻、他1隻必要。艦隊の合計値で、火力450 / 対空350 / 対潜330 / 索敵250 以上必要。装備込み。但し艦載機は各種値に補正が掛かる。キラキラ艦5隻以上、または旗艦Lv128以上かつキラキラ艦4隻以上でも大成功確定。
80EXP、弾薬×480、高速修復材×0~2、改修資材×0~1 。
最低5隻。駆5隻必要 。艦隊の合計値で、火力280 / 対空240 / 対潜200 / 索敵160 以上必要。3隻以上にドラム缶(輸送用)が合計4個以上必要。ドラム缶合計6?個以上かつキラキラ艦4隻以上で大成功確定?。
残念ながら、表題の通りとなってしまいました。
クロアチアは過去の約一ヶ月、毎日2000~3000人のCOVID-19新規感染者を出しています。人口比で考えると、恐らくヨーロッパ諸国の中でも最悪な状況です。
先週土曜日から新たに、
・公共交通機関の乗車宣言(定員の4割まで)。
・カフェ、レストランの営業停止(持ち帰りは可)。
というルールになりました。
写真はそんな状況下でのマクドナルドの店舗です。店内への入店はできず、店先で注文して、お持ち帰りとなります。
んで、割とシャレにならない状況なはずなんですが、街中は結構盛況なんですよね。電車やバス内でなければ、マスク付けている人も半分くらいだし。恐らくですが、「どんなに気を付けても無駄」という諦念と、「かかったらその時はその時」という開き直りが混じった心情なのかと。あと、今年3月~6月の第一回目のロックダウンで、すでにかなりの経済的損害が出ており、ここで再度、経済を完全に止めるのはもはや不可能、という事情もあります。
近日開催予定のオンラインイベント2件のご案内になります。
リンク:Deep learning and Physics 2020
ディープラーニング(深層機械学習)の物理学への応用研究を定期的にセミナー形式で発信しているシリーズになります。オンラインWeb会議システムを利用したセミナーで、登録する際には大学もしくは研究機関所属のメールアドレスが必要になります。このセミナーは講師が交代しながら定期的に開催されています。
日時:2020年12月6日(日)14:00〜16:00
参加費:無料(途中参加・退出OK)
会場: オンライン(Zoomウェビナー)
www.blackhole.academist-cf.com
理化学研究所 数理創造プログラム(iTHEMS)とアカデミスト株式会社の共催によるWebセミナーです。ブラックホールをテーマに、最新の研究を紹介してくれるようです。
こうしたオンラインセミナーをいくつか聞くと分かることですが、最新の研究だからといって、初心者が理解したり、楽しめないわけでは全くありません。研究の進歩は本当にランダムなもので、知識・技術的には全く問題無くとも、発想が追い付いていなかったせいで、やり残されている仕事というのが山ほどあります。そういった背景を把握するために、上記のセミナー等のイベントはとても有益です。個人的にも、論文を読むよりも、その著者の話を直接聞いた方が、情報のインプットの効率が断然良いことが多いです。
キッカケは今話題の稲作ゲームでした。
ゲーム自体は未プレイですが、農業とか食糧問題とか、興味が沸いて調べたんですよ。そしたら「ハーバー・ボッシュ法」のチート性能にたどり着きました。
さて突然ですが、
(1)農業では肥料が欠かせません。なんで?
(2)雷のことを「稲妻」とも呼びます。なんで?
(3)輪作式農業では、マメ科の作物をサイクルに含むことが多いです。なんで?
↑これら全部、「窒素固定」がキーワードになっています。
当たり前ながら、農作物は生物なので、その生育には様々な窒素化合物が必要です。しかし大気中の窒素分子は、化学反応しないので利用できません。なので作物がすくすく育つには、土壌中に反応性の高い窒素化合物が含まれていなければなりません。肥料、稲妻、マメ科植物は、この窒素化合物を供給する能力があります。
んで、ハーバー・ボッシュ法(1906年)は、大気中の窒素分子からアンモニアを合成できます。しかも超大量に。そしてアンモニアからスタートして、大量の化学肥料が生産できます。これによって、人類が養える人口は飛躍的に増大しました。添付したグラフを見ると、西暦1900年からの人口増加がエライことになっています(グラフは国連さん等のデータから作成)。
現代の農業は「大気中の窒素を作物に変換する」プロセスです。稲妻とか輪作とかウン■とかでチマチマやってた中世式農法とは完全に別物です。ちなみに、自分は高校生の頃にハーバー・ボッシュ法は習ったのですが、当時はこんなリアルチートだとは認識できませんでした。なんでよりによって激臭物質アンモニアを量産したいのか、全く理解できなかった、、、。
そんなわけで、オレの中の「20世紀最大の発明」ランキングの1位がついに入れ替わりました。「水と空気と石灰からパンを作る」って、本来は神様の専売特許だと思う。
余談(1)
ハーバー・ボッシュ法に続く2位は「ペニシリン」です。こいつも大概チート。
余談(2)
Wikipediaの記事にもありますが、ハーバー・ボッシュ法は「平時にはパンを、戦時には火薬を」作り出す方法です。アンモニアからは化学肥料と同時に、火薬も合成できます。ちなみに、ハーバー・ボッシュ法以前には、実は火薬を安定供給するのは結構難しかった。大砲撃つのに、ウン■が大活躍しました(肥料と同じ)。ちなみに、中世イタリアのいくつかの都市では、火薬という最重要軍事物資のために、トイレの管理がかなり厳重だったそうです。