友意白雑記帳

だいたい自分用の覚え書き

令和4(2022)年度の科研費について

日本での生活&研究活動も軌道に乗ってきたので、ここらで今年度の科研費について勉強してみよう。実を言うと「日本の科研費」への応募資格があるポストに就くのは初めて(!)。尚、応募にはe-Radのアカウントが必要だが、それは先週までに取得済み。

研究種目一覧:https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/01_seido/01_shumoku/index.html

以下、特に関係ありそうな=応募できそうな種目についてのメモ集。

 

若手研究

私の博士号取得は2014年3月なので時間切れ。取得後8年未満の研究者が対象。

研究活動スタート支援

残念ながら令和4(2022)年度の公募は終了、、、。私の着任日が2022.05.01に対して、締め切りが2022.05.11だったので、手が回らなかったのは致し方無し。というかe-Radアカウントも間に合っていなかった、、、。

応募資格には「前年の2021.10.07以降に科研費への応募資格を得たため、同年夏にあった科研費=特別推進研究、基盤研究、挑戦的研究、及び若手研究に応募できなかった者」とある。つまり今年度一回限りのチャンスだった。仕方無い、切り替えていこう。

 

国際共同研究加速基金/帰国発展研究/国際共同研究強化

ヨーロッパ帰りの私ならワンチャンスくらいあるかも。要注意。応募資格に「日本国外の研究機関に教授、准教授ないしこれに準ずる身分を有し、、、」とあった。つまり今まさに海外にいるPI級の研究者が対象。

これから関係あるのは国際共同研究強化(B)の方だろう。これ以外にも、国際共同研究加速基金カテゴリーにはいくつか種目があるが、だいたいは他の種目に受かった人用のオプションみたいね。

国際共同研究加速基金(帰国発展研究)の公募について | 科学研究費助成事業|日本学術振興会

 

学術変革領域研究(A・B)

今年度からスケジュールが早くなったので特記。募集要項を読むと、こんなことが書いてある→オレ個人だけでは応募できない。残念だが今年度は見送るしかないか。

(A)本研究種目は、多様な研究者による研究グループの、これまでの研究で培った経験から生まれてくる、既存の概念を覆すようなアイデアや発見、手法等により研究を推進し、、、、。

(B)本研究種目は、次代の学術の担い手となる研究者による少数・小規模の研究グループの、これまでの研究で培ってきた、、、、。

その他

その他の種目はだいたい来月アタマに公募開始の予定。これから長い付き合いになるかもしれないし、腰を据えて準備していきたい。