古いメモを整理していて見つけた。2年前の俺はこんなこと考えていたんだな。
2019.06.13
①世界の根本法則に乱数が使われているか?
②世の中には絶対的価値や幸福のルールが在るか?
この二つの問題が繋がった気がする。乱数が無いのなら、世界の運命は原理的には決まってしまっており、絶対不変な価値あるいは幸福が生まれる隙ができる。しかし乱数依存性が在るのなら、どんな価値も変転していく可能性が残る。尚、たとえ乱数が無くとも、もたらされる結果をどう解釈するか、という自由度がヒトの心には残る、という反論があろう。その場合、実は他ならぬヒトの心が、乱数発生機として機能している。個人的には、乱数とそれに基づいた不可解性が存在して欲しい。万物に変化のチャンスまたはピンチが与えられている世界の方が、ロマンチックだ。
2019.06.12
乱数が無い世界の中で、完全乱数の在るサブ世界(オープンワールドRPGとか)を構築できるか?いや、恐らく不可能だろう。実装可能なのは、せいぜい疑似乱数までだと思う。
では次。乱数が在る世界の中で、完璧に乱数を排除した、「お行儀の良い」サブ世界を構築できるのか?これも多分、不可能。
そして本題。乱数が無い世界の中に、乱数という概念を思考できる知性体は誕生し得るのか?いまのところ不明。