文献=「ニュートリノの原子核レスポンス」、日本物理学会誌76巻(2021年)7号。
二重ベータ崩壊から、ニュートリノの質量が判るかも。しかしそれにはニュートリノが原子核と相互作用する際の情報=ニュー核レスポンスが必要。
超新星ニュートリノ反応でも、ニュー核レスポンスは基礎的な情報。
ニュー核レスポンス→直接ニュートリノビーム作って実験はけっこう大変、荷電交換反応からなら評価できそう(遷移オペレーターが同一形式)、理論計算ではQRPAやIBM(相互作用ボゾン模型)やISM(相互作用模型)やシェルモデル計算がある。
様々な理論予想→ニュー核レスポンス強度について、最大で9倍(行列要素の時点では3倍)程度のばらつきがあり、いまだ発展途上。