男女平等が実現されるほど、女性は科学や数学の道を選ばなくなるという研究結果：
https://gigazine.net/news/20180222-fewer-women-in-stem/
最初は信じられなかったが、再考してみると、むしろ納得した。女性の「職業選択の自由」が男性と同程度に実現されているなら「ダサいし面白くもない」数学や物理学、コンピューター科学を、あえて選ぼうという女性は少なくなるだろう。まぁ「ダサいし面白くもない」という価値判断の是非については、別途、注意深い議論が必要だが。
昨今、女性の科学者・技術者の割合を増やそうという努力が一部で盛んに行われている。しかし、この記事が本当だとすると、「社会全体におけるジェンダー平等の実現」と「理系女子の増加」はトレードオフの関係になっている。もちろん真に優先するべきは前者である。その結果として、後者は諦めざるを得ない、という結末も覚悟しておくべきだろう。
というか、理系女子が増えることと、女子が幸せになれる社会か否かは別問題だろうし。
