友意白雑記帳

だいたい自分用の覚え書き

WSL上でGUI版のEmacsを使えるようにした話

前提

使っているPCのOSはWindows10、WSL(Ubuntu)自体は導入済み。Emacsも導入しているが、CUI(ターミナル上ですべての作業を行う)版のみ。

VcXsrvのインストール

まずWindows上でGUI型アプリを動作させるため、以下のURLからVcXsrvのインストーラーをダウンロード。

https://sourceforge.net/projects/vcxsrv/

インストーラー起動して、下記のページの手順に従ってインストールする。設定も忘れずに。

WSLでGUIアプリを起動させる – 茱萸note

GUI版Emacsの設定

WSL(Ubuntu)を起動し、以下のコマンドを入力する。

>: sudo apt install gconf2

>: sudo dbus-uuidgen --ensure

>: echo "(setq inhibit-startup-message t)" >> ~/.emacs

>: echo "(set-frame-size (selected-frame) 90 30)" >> ~/.emacs

>: cat ~/.emacs

上手くいっていれば、".emacs"というファイルの中身が見られる。

Emacsの再インストール

引き続きWSL上にて、以下のコマンドを実行する。

>: sudo apt install emacs

終了したら">: exit"で一度WSLを終了する。これ以降、VcXsrvを起動した状態で、WSL上で">: emacs"と打てば、GUI版で使えるはず。