友意白雑記帳

だいたい自分用の覚え書き

Fayans EDF for atomic nuclei

今日まで続いていた研究会で聞いた話。最近、Skyrmeと類似したゼロレンジ相互作用起源のEDFとして、Fayans EDFというものが登場した。これを核子多体系の計算に使う研究が増えてきている。

特にFayansを使うと、Ca同位体の半径ガチャガチャ問題をきれいに説明できる。これのキーパーツと考えられるのが、FayansのペアリングチャンネルのEDFで、ここには通常の密度依存性に加えて、密度の勾配への依存性も入っている。

参考文献↓

https://iopscience.iop.org/article/10.1088/0954-3899/42/7/075102